2016年8月11日木曜日

私の英語ノート 2016/08/11


戦前、吉川英治が創作した宮本武蔵が日本人の精神に与えた影響は大きい。そして日本人は凡人武蔵が天才小次郎に勝利したのはたゆみなく自己を磨く不断の努力にあることを知る。日本人が吉川英治宮本武蔵から学ばなかったいいことは、故意に試合に遅れて相手を挑発して勝利するような卑怯な勝ち方だ。武蔵は実際試合には遅れなかったと言う説もあるが、われわれがよく知っているのはわざと試合に遅れた吉川英治宮本武蔵のほうだ。わざと試合に遅れた武蔵には兵法上の合理的な理由があったのは承知しているが、約束事を反故にすることで、武士道がすたることになる。だから私は、この点に関しては吉川英治宮本武蔵はさいとうたかをゴルゴ13を見習うべきだと思う。またつまらないことを切り出してしまったが、その理由は外務大臣が故意に約束の時間に遅れると言う記事を見たからだ。このようなことはしてはいけない。安倍首相が習近平にそっけない挨拶をされ、王毅外相が岸田外相に失礼な口調でずけずけと日本に要求を突きつけたことは記憶に新しいが、中国人の多くは王毅はよくやったくらいの反応だった。しかし中には経済大国になった中国がガキのような外交をやっていいものかという知識人の意見もあった。今回の岸田外相の非礼で溜飲の下がる思いをした日本人は沢山いると思うが、後味は悪くないだろうか?自分より格下の中国大使をいじめてどうする?今回の外務大臣の演じた失態は、礼儀の国としての日本の評判を傷つけただけで、日本が得するようなことは一つもなかった。それは誰もが承知していたはずだ。Living well is the best revenge. いい生活を見せ付けてやるのが最高の意趣返し。という考えがある。岸田外相が約束の時間を違えず、中国の大使に無言で日本の最高のお茶の一杯でも振舞ってあげていたら、日本は中国からも賞賛を浴びていたはずだ。日本は外交道をすたらせてはいけない

参考リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160812-00000008-jij-cn   海保の中国人救助「称賛」=当初の談話では触れず―中国外務省

私の英語ノートの上から五行目に thread the needle と書いた。針の穴に糸を通すと言うと日本では星 飛雄馬(ほし ひゅうま)を連想してしまうが、絶妙のコントロールで場を収める、問題を解決すると言うのが英語圏での解釈。


参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/11/blog-post_21.html  無敵のヒアリングを手に入れる
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/06/bridge.html  オンライン英会話辞典 BRIDGEの活用法
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/blog-post_42.html  英語を書き取ってみよう
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/toeic.html   toeic 満点でも映画は聞けない
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/11/100.html  英語のニュースは100%理解できて当たり前