2014年1月20日月曜日

片言英語二百十万円也


食堂で四元豚ロースの味噌かつ煮定食を食べていたら、隣の女性四人組がなにやら大声で話していた。そのうちの一人が自分の息子をオーストラリアに留学させて英語をマスターさせたいらしかった。盗み聞きしたわけではないので断片的に耳に入ってきた内容を紹介すると、200万の入学金、10万の英語教材、スピードラーニング、もう一度やり直す、片言英語でもいいから、聞けるだけでも、、、、とだんだんトーンダウンしていった。片言英語をマスターするためにオーストラリアくんだりまで大枚をはたいて行って、、、お金がもったいない、、と情けない思いで一杯になった。留学させたら、何とか英語ができるようになると考えるのは明治時代の発想なのだろうか?私が学生の頃でも、NHKラジオの英語会話講師だった東後勝明先生は留学をせずに見事な英語をマスターされていた。やれば、誰だって東後先生のレベルには到達できる。英語を習得させたい一心で息子を留学させたいこの母親は、親ばかでいいが、あとで困るのは息子だと思う。英語ごときは日本にいながらにしてネイティブレベルになれること一日も早く知るべしだ。

参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/03/blog-post_8542.html  リンガフォン
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/03/blog-post_1144.html  英語の商品価値はゼロ