2013年3月5日火曜日

英語の商品価値はゼロ


私が学生だった頃の英語の個人授業は1時間7000円だった。今は3000円だ。(横須賀での時価です。)これをドルで見れば20ドルから35ドルに跳ね上がっているようだが、今の米ドルは購買力が落ちているので円で比較したほうが現実的だ。つまり、横須賀在住の外国人にとって見れば昔のほうがかなりおいしかったはずだ。いまはインターネットが普及しているので1時間の単価はかなり値崩れしている。つまり原材料である英語教材はタダ同然といえる。そして今の教材は昔よりも格段に進歩している。しかしだ、昔よりも格段に英語のレベルが上がっているとは思えない。つまり原材料が安くなったにもかかわらず製品の量産化には成功していない。(それはそれで、結構なことだ。)いい教材もあるがそれ以上に学習者を迷わせる教材も氾濫しているそして安いがゆえに英語を粗末にしているからだと思う。安くても高くてもいい教材にめぐり合うことが先決ともいえる。幸いネイティブの英語をききたければ、外国に行かずとも自宅でいつでも聞けるようになった。昔のように重いテープレコーダーを持ち歩く必要も無くなった。やるからにはお金をかけずに(つまり留学とかをせずに)いい教材を得て英語をネイティブ以上のレベルにして欲しい。商品価値の無いものに価値をつけるのは不断の努力だ。

参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/03/blog-post_8542.html リンガフォン
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/05/blog-post_5796.html 英語教育は詐欺