2012年12月7日金曜日

pigeon project


昔読んだIrving Wallaceの本のタイトルです。不老不死の薬を発明した科学者がその薬を独り占めしたいローマ法王に追われてベニスまで逃げて来たがいよいよどこにも逃げれなくなりその薬の処方を伝書鳩に託し外の世界に伝える、、とそのような内容だったと思うのですが、はっきりとおぼえている箇所はこの科学者が仲間の科学者から糾弾される場面です。「そのような薬は人口を爆発的に増やし世界を滅亡させる、おまえは本物の凶悪犯だ。」、、、このようにならないのが世の常です。、、、ここでも何が言いたいのかといえば刷り込みや安心(慢心)についてです。上の話の逆になりますが、避妊薬で本当に人口の抑制ができたのか?用法を守り正しく使えばそのとおりの効果は期待できそうだが、そうはならなかった。避妊薬の一番の罪は人口増加よりも人間の性への意識を変えてしまったことだろう。避妊薬の登場と世界の人口の増加をグラフで見ると面白いことがわかります。つまり、避妊薬により妊娠の不安から解放されたと思い込まされた人類はsexを謳歌(やる回数が増えた)するようになった。procreation(生殖)としてのsexがrecreation(享楽)になった。、、、また人と違ったことを言ってしまったから、嬉しい誤算についても一言、電動自転車はダイエットになる、、えっ?電動自転車は楽にこげるから普通の自転車よりも乗り回し走行距離が長くなります。つまり普通の自転車よりもカロリーの消費が大きいといえます。アメリカで食品から脂肪分をへらしたところ逆に肥満が増え、メタボ、高血圧、心臓病、糖尿病が劇的に増えたことなども、砂糖の摂取が増えたことよりも、心理的な影響があるはずです。人のいうことを聞くのはいいがそれを受け入れる前に考えてみることです。面白いビデオがあったので貼っておきます。ゼロカロリーの清涼飲料を飲むと逆に太る、、という内容で、もっともらしい説明がありますが、私は半日でダイエットコーラを12本飲むアメリカ人を知っている。つまりカロリーが少ないから余計がぶ飲みするようになってしまっただけの話。

http://bridge-english.blogspot.jp/2011/12/blog-post_390.html 治に居て乱を忘れず
http://bridge-english.blogspot.jp/2010/12/surikomareru.html 刷り込まれるを英語でなんと言うか?
http://www.youtube.com/watch?v=1BFhwNshG_U 12:18 diet soda doesn't help you lose weight.
http://www.youtube.com/watch?v=PnEWIwH4oPI 6:58