2010年7月24日土曜日

さじ加減を英語でなんと言うか?

英語で薬を調合して出すことをdispenseといい、その名詞はdispensationで間違いはないのですが、この単語は薬学用語としてよりもキリスト教用語(カトリック)としてとても重要な単語です。dispenseの名詞形は普通dispensingとなります。さてここからどうするか?dosage control dispensing systemとしても何のことかよくわからない。a pinch of saltをもじってa pinch of medicineにするか?致死量を超えそうでやばい。では、どうすればさじ加減が表現できるのか?apothecaryという古い単語をひっぱり出してそこにdiscretionをつければなんとか様(さま)になります。apothecary's discretionではいかがですか?さじ加減とはつまり薬剤師の判断のことです。これがいつもそのまま使えるとは限らないのでat one's discretionというイディオムをおぼえておきましょう。ちなみにapothecary's discretion, lawyer's conscience, physician's candorはセットでおぼえておきましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=W_KiuNGxEMA 1:09 candor
http://www.youtube.com/watch?v=ubP-trN1toY 1:25 customer seem to like the candor
http://www.youtube.com/watch?v=7VTdUWk9DLM 0:26 candor